思うことを文章にしています。日記です。
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21 June
2021.8.11 随分前、2003年ぐらいにネットで見た面白い（とその時感じた）短編小説があって、何度も単語を変えたりして検索しているのだけど全っ然見つからない。タイトルは確か「タイムマシーンに乗って」だった。
以下あらすじです。
タイムマシンに乗せてくれるという噂を聴いて、ある男が怪しい店に入る。その店にはボロいカプセルのような機械がたしかにあり、男は店主の老人に頼んでそれに乗せてもらう。男には、過去に戻って会いたい人がいた。かつて愛した恋人である。タイムマシンは彼を一瞬で過去にいざない、恋人との再会を果たした嬉しさのあまり彼女を抱きしめようとするのだが、男はそこで目を覚ます。その機械はタイムマシンではなく、被験者の望んだ夢を見せる機械だった。男は悲しみに暮れながら、店主に代金と称する袋を渡し、店をあとにする。目の前には砂漠化した山々が、曲がり引き倒されたビル街が、そして足元には瓦礫の散る荒野が広がっていた。
時は核戦争後の日本。男は生き残り、恋人は戦争に巻き込まれて帰らぬ人となっていた。崩壊し、通貨の代わりに「袋＝麻薬」が流通している荒んだバラックの町並みに、男はカプセルで得た思い出を胸に帰っていった。
という話ですごく印象的で何度も読んだけど、もうHPが無くなっているのかなあ。あと自分あらすじ文章が下手。
いんでっくすへ